2005年11月13日号

壮観国旗がはためく街


↑家の前の通り:祝日の前後の交通量が少ない時間に、市の作業員が星条旗を街灯に掲げたり撤収したりして行きます。

カリフォルニアの公立小学校で国旗掲揚は児童会の大切な仕事ですし、星条旗に向かって国家への忠誠をちかうことから一日がスタートします。
消防署や市役所など公共の建物には必ず星条旗がかかげてあります。
州によってちがいますが、全米規模の大きな祝日は年に十日あり、その前後三日間、私が住んでいるサンゲーブル市の大通りには30~40メートルの間隔で国旗がはためきます。立ち並ぶ星条旗は壮観で『国家の祝日』という雰囲気を盛り上げます。 第二次世界大戦後の日本では『日の丸』の旗をあまり目にしなくなりましたが、多民族国家の米合衆国では『国歌』と『星条旗』は身近な存在で、大切にあつかわれています。 国旗に火をつけたり傷つけたりすることは、米国そのものを敵視して侮辱する行為とみなされます。私が住む町では、ニューヨーク貿易センタービル破壊のテロのあと、急に星条旗のシールをはった車が増えました。
土曜日に私が働いている日本語補習校(月~金曜日には現地校に通ってアメリカ人と同じように英語で授業を受けている子供たちが土曜日に日本語の補習を受けるところ)の卒業式と入学式でも、日の丸と星条旗を並べて飾り、『君が代』と『堂々たる星条旗…、おお、我れらが旗あるところ、自由と勇気ともにあり…』と、星条旗をたたえた米国国歌を英語で斉唱しています。駐在している国と、その文化に敬意をはらい国際理解を深めるためです。

 

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