2006年2月26日号

土曜日は日本語補習校で勉強


 ↑ あさひ学園サンタモニカ校6年1組の授業風景

文部科学省の調べでは、海外でくらす日本人の子どもは50000人をこえ、そのうち16000人が「日本人学校」に通っています。日本人学校は全日制で、外国で生活しながら日本と同じような勉強をしています。
一方、それぞれの国の子どもたちと同じようにその土地の学校(現地校)に入学して、土曜日や平日の放課後に日本語の補習をするところを「日本語補習校」といいます。世界中で約1万7000人の子供たちが、日本語補習校と現地校に通いながら、二つの言語での学習をしています。
ロサンゼルスには「あさひ学園」という世界で一番大きな日本語補習校があります。広大なLAにサンタモニカ校,サンゲーブル校,トーレンス校,オレンジ校の四校があり、幼稚部から高等部二年生までの1600人ほどが在籍しています。
あさひ学園の授業は、土曜日の朝8時45分から午後3時半までです。土曜だけで国語,算数,理科,社会の教科書の一週間分を日本と同じスピードで学習するのですから、宿題がたくさん出ます。自前の校舎はなく、アメリカのハイスクールの間借りをしての授業です。
いすと机は小学生には大きすぎて足が床にとどきませんし、ジャングルジムなどもありません。
文科省から派遣された先生たちもいらっしゃいますが、実際に授業するのは、米国で働けるビザを持つLA在住者です。制約は多いのですが、海外としては割とめぐまれた環境で、多くの子どもたちが日米二カ国語が自由に使えるバイリンガルを目指してがんばっています。

 

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