カット野菜の 工場見学
ぶんぶくもやしの 工場見学
循環型の 野菜生産
←この左の写真は「本草和名ほんぞうわみょう」という薬草やくそうの本の下巻の43ページの一部分です。
日本に残っている薬草の本で一番古いといわれています。
早稲田大学のデジタルアーカイブに保存されていて、ここから見ることもできます。【45】の数字をクリックして左から2行目です。
本草和名のオリジナルが書かれたのは、西暦920ごろ(ひらがなとカタカナがまだできあがっていない頃)だと考えられています。(年表で時代の確認)
今から1000年以上昔の日本には文字がなくて、中国大陸を先生やお手本にしていました。この時代に書かれていた字を万葉仮名といいます。
平仮名の由来と片仮名の由来をご覧ください。
万葉仮名で“也末やま”と 表していたんだね。
私たちは今、五十音順に“あいうえお・・・/アイウエオ・・・”の勉強をしていますが、百年ほど前までの日本人は“いろは歌”で仮名文字の勉強をしていました。 下の左が、本草和名で使われている表音文字のサンプルで、右側がいろは歌です。(上段:平仮名だけで書かれた歌,中段:意味が分かりやすいように漢字を入れた歌,下段:歌の意味)
★下の表を見比べて“もやし”を万葉仮名で書いてみましょう。
大昔の日本人は発芽はつがのことを「萌もえいづる」と言っていて、スプラウトのなかまを「もやし」とよんでいました。
本草和名にある「薩子米」がそのころの中国でのスプラウトのよび名で、その和名Japanese nameが「毛也之」だということです。 千年以上昔、仮名文字ができる前から、「もやしは健康にいい」と、薬草の本に書かれていたのです。
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