★造字上の原則

注:篆文(てんぶん)秦代より前に使用されていた書体全てを指すが、一般的には周末の金文を起源として、戦国時代に発達して整理た書体。

注:金文(きんぶん)青銅器などの金属器に刻まれた文字。特に,中国殷・周代の青銅器の銘文をいう。

象形文字≒ 4.0 %
(象・・・「かたちどる」という意味)
例:人,目,山,川,竹,犬,雨,日
など

簡単な事物の形を絵画風に線がきにしたもので、造字の基本。
,,→申
(甲骨文字)  (金文)  (篆文)

指事文字≒ 1.5 %
例:一,二,三,上,中,下,本
など

形のないものを記号化したもの。
  →中
(甲骨)(金文)(篆文)

会意文字≒ 13.0 %
例:林,森,性,美,鳴,安,武
など

すでにできている象形文字を組み合わせて、新しい意味を示したもの。
  →森
(甲骨文字)(篆文)    

形声文字≒ 81.5 %
例:飯,郡,製,清,晴,神,河
など

意味(義符)を表す文字と、音(おと・声符)を表す文字とを組み合わせたもの。音を表す部分が意味を表す漢字もあり、漢字の造字力の豊富さを示す。
→神
(金文)(篆文) 音符は申(しん)

 

★使用上の原則

転注文字
例:人,目,山,川,竹,犬,雨,日
など

本来もっている意味を発展させ、それと関連のある、別の意味に転用する方法。会意文字で弦楽器を弾くことから、
(金文)それを聞いて楽しむという意味に転用

仮借文字
例:長(おさ),令 など

外来語:基督,亜米利加,英吉利,伯剌西爾
など

・万葉仮名:波留,奈川,安幾,不由
など

本来もっている意味に関係なく、その字の音だけを借りて、別の意味を表すのに用いる方法。外来語の表記などに用いる。
(甲骨文字)→人が背中合わせ(背きあって座っている形)から方角の「北」に転用

 

参照1:【大辞林】六書と書体の変遷表のサイトへリンク  

参照2:後漢の許慎が著した「説文解字」のサイトへリンク