みなさんは「赤信号、みんなで渡ればこわくない。」という言葉を知っていますか? 『(悪いことだけれど)だれもがやっていることだから…(私も)』という気持ちで行動してしまうときの言いわけです。自分で考えて行動しなければ、自己責任をとれませんから『みんなと一緒に…』という甘えた気持ちは良くありません。ちょうど、旅先(よく知らない土地)で『行列ができているから“このお店”で…』と、入ったお店が自分の好みに合わずにがっかりして、なんだか腹立たしい気持ちになるのと同じですね。
そこで、ミシュランやザガット・サーベイというお店の格づけ評価を調べて、自分の目的に合う店を探すやり方が最近、支持されています。例えば、下の(イ)がロサンゼルスで多くの人から利用されている店のアンケート結果で、(ロ)がロサンゼルスで美味しいといわれているお店ですね。店の内装(ハ)やサービスごとのランキングもあって便利です。
インターネットや携帯電話で簡単にメニューを見たり予約もできたりと、利用者にとっては便利なシステムである一方、「実際に食べたら▽△だった。」というコメントがすぐに反映されるのですから、悪い評判が立たないように、レストランには緊張と努力が求められています。 ★実はこの【ロサンゼルスのトップ20のレストラン】の半分以上が日本食のお店なのです。L.A.County
のレストラン上位100店のうち約30lは日本食で、私が渡米した頃には想像もつかないアンケート結果です。アメリカで健康食品への関心が高まったおかげもありますが、不味ければ食べてもらえないのですから“日本人の誇りを持って売れる食品”を海外に届けてこられたことをとてもうれしく思っています。
さらに、日本を代表する高級料理・ふぐをアメリカに紹介したいと、いろいろ考えているところです。 |